東京物理学物語

自分の頭の中を整理するために勉強したことを書いてゆく

場の量子論・・・!

今日は大学で勉強していたらひどい雨に襲われた。嫌だなあ。大学に残ってそのまま勉強しようと思ってリュックの中身を見る。こんなこともあろうかとPeskinをちゃんと持ってるぞ。よしよし...。

と油断していたらなんと紙がない。ノートはあるけどこれらは別用のノートだし書けない。嗚呼、仕方ない雨に濡れながら帰ろうか。

そして帰宅。Peskinに取り組む。今日はChapter3の続き。ちょうど4次元時空での場(scalar field に限らず)がLorentz transformation でどのように変換されるか、という話から始まる。フムフム...。

とりあえずわからなかった。というのも、数学的に書かれているようでそうではない書かれ方な気がする。3次元回転群との類推で話が進んだりする部分もあってそこがわかりにくかった。Lie群とか表現論の話が深くかかわっているみたいなので頃合いを見てその辺も数学として勉強したい。Lie群については一朝一夕でマスターはできないだろうからやるならしっかりがっつり取り組みたい。教科書は何がいいかな。どうせやるならキッチリ書かれた本に苦労して取り組みたいのでそういう本を探そうか。

とにかく今は「場の量子論 中西のぼる」の2章に書かれていた「Poincare群の表現」あたりを参考にしながら雰囲気理解した。ふーん、そうなんだ、という気持ち。表現の定義もあまりよく呑み込めていない気がするのでちゃんと勉強しなければなあ。そのうちに、なんて悠長なことも言ってられないし。

実は今、「群論入門(雪江)」で群論に入門しようとしているので、それが終わったらLie群に行こうかな、と思っている。(そのころには研究室配属されているだろうな。)なんとなく群論への気運が高まっている今日この頃、という感じがある。群論の威力を感じるのはこれからだろう。何せ僕はまだ入門すらままならないのだから、群論のすごさを理解するにはまだ時間がかかる。

一刻も早く理解したいので、群論モチベーションをしばらく高く持とうと思う。物理に使える群論の教科書でいいのがあったら教えてほしい。なるべく定義とか証明とかキッチリ書かれたものの方が性に合うのでそんなものをよろしくお願いします。